“大阪の台所”として名高い黒門市場(大阪市中央区)で31日、商店街全体を100円ショップに見立て各店舗が自慢の商品を100円で販売する「100円商店街」が実施された。消費不況が続くなか、商店街の活性化が狙い。本マグロの切り身や3500円相当の高級メロンなどが100円で売り出され、普段の週末を大幅に上回る大勢の買い物客でにぎわいをみせている。
「100円商店街」に参加したのは、黒門市場全店舗の約7割にあたる108店。新鮮な鮮魚や果物などを100円で販売し、通常時の約3倍にあたる5万人の集客を目指す。黒門市場商店街振興組合の宮本敏男理事長は「このにぎわいを一過性のものにしてはならない」と述べ、各店は次回の来店時に使える割引券やクーポン券を配布し、リピーターの確保に努めた。
黒門市場はかつてホテルや飲食店への卸しが中心だったが、不況の影響で注文が減り、一般客も低価格路線のスーパーなどへ流れがち。今回、大阪商工会議所と「100円商店街」を共催したのは、そんな閉塞(へいそく)感を打破したいという各店主の思いから実現した。
100円商店街は、全国40カ所以上で実施されており、関西では4月に行われた千林商店街(同旭区)で通常時の約2・4倍、京橋中央商店街(同都島区)で約2・3倍の集客効果が確認されている。
今回は全国的に有名な黒門市場での開催だけに、大商中小企業振興部の長谷川さんは「通常時の2〜3倍の集客が見込める」と話している。是非閉塞感を打破して日本経済や国民を元気にして欲しいですね。全国各地で是非頻繁に開催して欲しいですね。
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