2010年7月16日金曜日

PCBを効率よく分離、濃縮する新技術

深刻な健康被害を起こすポリ塩化ビフェニール(PCB)を効率よく分離、濃縮する新技術の実用化に向け、大阪大(大阪府吹田市)と化学薬品製造「ネオス」(神戸市)が共同研究に取り組むと15日、発表した。
PCBを選択的に吸着する化合物「環状オリゴ糖誘導体」を利用。この化合物を金属製の筒に詰めた「カラム」に、PCBに汚染された油を流し、PCBを吸着させる。大阪大によると絶縁油成分にPCBが使われていた電気機器を処分する際、PCB汚染油が出るが、未処理のまま全国で計約50万トン以上が保管され容器の劣化や自然災害で環境中に漏れ出す恐れもある。
従来の方法ではすべて処理するのに100年以上かかるとされる。新技術では1割以下の時間と費用で処理できるといい、大阪大の明石満教授(高分子化学)は「PCB全廃に大きく貢献できる」と話している。早く実用化して全廃に向けて動き出して欲しいですね。

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