宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、金星方面に向けて航行中の宇宙ヨット「イカロス」が、太陽光の圧力によって加速したことを確認したと発表した。約14メートル四方の帆(樹脂膜)で光の粒(光子)を受け止め、地球上で0.114グラムの物体がぶら下がったのと同程度の推力が得られたという。
「イカロス」は5月21日に金星探査機「あかつき」とともに打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機。セイル展開の精密軌道決定で加速を確認した。JAXAは「これにより、惑星間航行で光子による史上最大の加速度を発揮した実証機になった」としている。0.114gの物体がぶら下がった程度の推力とは具体的には同程度なんでしょうかね。基本的には真空状態でしょうから様々な摩擦はないとすると等速運動をするから最終的には結構な速度になるんでしょうかね?あかつきは12月には金星に到着する予定のようですがイカロスはいつ頃到着するんでしょうかね?興味が尽きないですね。
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