2011年9月4日日曜日

宇宙落語会

笑いを通して宇宙を知ろうと、「宇宙落語会」が、10日正午から京都市左京区の京都大百周年時計台記念館ホールで開かれる。宇宙と落語、それぞれのファンが集まって同好会を結成。親交のある林家染二さんが宇宙をネタにした創作落語を披露することになった。
 主催は、京大OBの元会社員、宇佐美さんが委員長を務める「宇宙落語制作委員会」。学内の研究組織・宇宙総合学研究ユニットが、お寺で宇宙の講義をしているのを知り、「落語なら楽しく伝えられるのでは」と考えた。
 委員会顧問になった柴田・京大花山(かざん)天文台長は「科学の話は多くの人が入り口で拒絶反応を起こす。その点落語は分かりやすく、最新の宇宙を知るきっかけになる」と期待する。
 宇宙落語は、ショッピングモールの福引で宇宙旅行が当たった家族が題材になる予定。林家染二さんは天文台に通うなどして勉強した。「宇宙ステーションでおならをしたらどうなる?というように、笑いと知識を合わせた作品にする」と話す。
 落語の前には、小山勝二・名誉教授が、天文学と京都の歴史とのつながりについて講演する。一般2千円、小学生~大学院生1500円。問い合わせは花山天文台(075・581・1235)へ。
 ぜひ、お近くで、どちらかに関心を持っておられる方は参加してみたらいかがでしょう。

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