2011年9月20日火曜日

グリーンフェライト

光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽電池を、岡山大大学院自然科学研究科の池田教授のチームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化鉄化合物を使って開発している。
 この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に利用できる可能性がある。池田教授は「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱でも発電できるかも」としており、2013年の実用化を目指す。
 GFは粉末状で、土台となる金属に薄く塗る。1キロワット発電する電池を作るコストは約千円が目標で、約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。パネル状になっている従来型では難しい曲げ伸ばしができ、煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。
 様々な自然エネルギーの活用が願われていますから、排熱でも発電できる!魅力的ですね。早く実用化に向けて更なる研究開発を進めて欲しいですね。

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