2010年6月6日日曜日

7年ぶりの帰還が確実

小惑星探査機「はやぶさ」が地球に戻るための軌道修正に成功したことが5日に確認され、7年ぶりの帰還が確実になった。宇宙航空研究開発機構が確認した。13日深夜に帰還する予定。
はやぶさは約50時間にわたってイオンエンジンを噴射し、豪州南部に向かう軌道に乗った。小惑星「イトカワ」表面の微粒子が入っているとみられるカプセルの回収が最後の課題になる。
神奈川県相模原市にある宇宙機構の運用管制室で、5日午後1時44分に軌道修正が確認されると、プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が関係者と笑顔で握手した。川口教授は記者会見で、「宇宙旅行の往復がはやぶさの大きな目標だった。感慨無量」と語った。
はやぶさは2003年に打ち上げられ、05年にイトカワに着陸。燃料漏れなど数々のトラブルを乗り越え、帰還を目指していた。イトカワ表面の粒を入れた耐熱カプセルは大気圏突入前に分離され、パラシュートで着地する予定。はやぶさ本体は突入時の熱で燃え尽きる。 日本の技術力の高さを物語るハヤブサの帰還ですね。カプセルの回収が無事でき、中に微粒子が入っている事を祈るばかりですね。

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