2010年6月8日火曜日

ロボットラボラトリー

ロボット技術を活用した新事業の創出を支援する大阪市の関連団体「ロボットラボラトリー」(大阪市北区)が、次世代のロボット産業を担う人材を育成するための教育事業に力を入れている。大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と連携し、人型ロボット、センサー、画像処理、音声認識などの研究者が講師を務める連続講座を開催するほか、事業立ち上げの支援も充実させる。
ロボットラボラトリーは、次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO(ローボ)」の会員企業の連携を促進したり、ロボット製品の市場化テストをサポートするなど、ロボットを関西の新たな主力産業として育てるための環境整備に取り組んでいる。
今回の教育事業もその一環で、技術者を対象に7〜9月にかけて全8回の連続講座「先端テクノロジー概論」(定員15人、料金3万円、申し込み締め切りは6月18日)を開催する。
講師に人間そっくりのロボットを開発してギネス認定を受けた大阪大学大学院の石黒浩教授をはじめ、コミュニケーションロボットなどを開発しているATR知能ロボティクス研究所や画像や音声の情報処理研究に取り組む奈良先端科技大の研究者らを招き、新しいロボット製品の開発、事業化に不可欠なノウハウを提供する。
ロボットラボラトリーでは「教育事業を充実させることでロボット関連の新ビジネスが大阪からどんどん生まれるようにしていきたい」と話している。優秀な人材がどんどん輩出されて大きな新ビジネスとして日本を刺激できるような地域になって欲しいですね。

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