夏場になると、企業や公共施設でいつにも増して「節水」の文字を目にするようになる。しかし、暑くなれば水の使用量は跳ね上がる。通常の水道設備のままでは「節水」は難しく、水資源の保護もかけ声倒れに終わりがちだ。
水道用節水器具専門のベンチャー企業で、富山県射水市に本社を置く「クリア」が開発した節水器具「エコ」は、直径1センチほどのステンレスの中央部分に3つの水流孔が開いており、この器具を蛇口の根元にはめ込むだけで節水が可能になる。水の通り道を小さく絞り込むことで水量を抑えるという単純な仕組みだが、器具の品質や水圧によって従来と変わらない使用感を実現するなど、微妙な調整を可能にした技術力が同社の強みだ。
具体的には、水の流入面から流出面に向けて加工した3つの流路孔が、本体部の軸の中心に対して流出面の方を末広がりに配置したため、水の乱流や異音の発生を抑えたことで、使用者に違和感を与えない。また、本体部の流出側に円柱状の段差部を作ることで空間を確保し、流水が末広がりに噴出して振動も抑制するなど、小さなステンレス器具の中に、随所に独自技術によるきめ細かな工夫が施されている。3月31日に全校160カ所強の水道の蛇口に「エコ」を設置した石川県立金沢西高校の場合、4〜5月(実質使用日数36日間)の2カ月間の水道使用量は、過去3年間の同期間平均より18%少ない1103立方メートルだった。2カ月で242立方メートルが節水できた計算だ。本物は安心・安全・単純なものであるとも言われますがまさにそれにふさわしい商品といった感じですね。詳しい内容等知りたい方は下のサイトにアクセスして確認して下さい。
http://www.clear-eco.jp/eco1.html
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