宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは21日夕までに、国産大型ロケット「H2A」17号機に相乗りした小型衛星5基のうち、宇宙ヨット実証機「イカロス」など4基が予定軌道に入ったことを確認した。
イカロスは同日午後5時過ぎ、金星に向かう軌道に入ったことを示す電波が地上に届いた。イカロスは樹脂膜を帆のように広げ、太陽光のわずかな圧力を受けて進む新技術の実証機で、JAXAが開発した。
東大などの共同事業体が開発した「UNITEC−1」も予定軌道に入り、金星へ向かった。
大学が開発した小型衛星は創価大の「Negai☆”」、鹿児島大の大気水蒸気観測衛星「ハヤト」が、それぞれ地球を周回する予定軌道に入った。早稲田大の「WASEDA−SAT2」は地球周回軌道に投入されたものの、詳細の確認は22日未明にずれ込む見込み。
一方、金星探査機「あかつき」は21日夕、太陽電池パネルの展開に成功するなど、正常に機能していることが確認された。それぞれの衛星が順調に運行されているようですから打ち上げは成功と言って良いんでしょうね。
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